皆様は自分が今、地球の上で生活をしていると意識したことがあるでしょうか?
地球とは、広い広い宇宙の中の、一般的に言われているように銀河系第三惑星の事です。
『地球は青かった』の名言でも知られるように、地球はその表面積の70%が水に覆われた水の惑星です。
約46億年前に誕生したとされるこの地球上の最初の生命は水の中から生まれ、それぞれの環境に応じて進化を遂げました。
それら生物は、進化、繁栄、そして絶滅を繰り返してきました。
絶滅した生物は、長い年月をかけて土に還り、植物を育み、次に誕生する生物の生きる糧となってきました。
つまり土とは、過去に生きた生物が、現在を生きる生物に与えてくれる生命の源であるといえます。
私たちの住んでいる地球は、水と土を通して生命を循環させる、一つの大きな生命体です。
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さて、土に植物の種をまいて水を与えると、余程の永久凍土や砂漠地帯でない限り、その植物の芽が生えてきます。
最初はもやしのような小さな芽が、太陽の光を体いっぱいに浴び、土の中の栄養分を吸い上げて、大きく育っていきます。
この単純でありながら絶対の原理を利用して、人間は畑作という業を生活手法に取り入れました。
人間が食べる野菜や果物の栽培から始まった畑作は、現在建築資材に使われる大木から、人間の目を楽しませてくれる観葉植物の栽培まで、用途も形態も多種多様に進化しています。
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ところで皆さん、“牛”御存知ですよね?
大きい体で、角が二本の、モオ〜って鳴く、あの牛です。
皆さんが普段口にする牛肉や牛乳は、当然のことながらその牛の肉であったり、ミルクであったりします。
そしてその牛の主食は何かというと、草です。
一般的なイメージとして、牛は草なら何でも手当たり次第食べているように思われますが、実は牛専用の草があります。
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そして収穫された牧草を販売して生計を立てている会社があります。
このホームページでは、そんな牛と牧草に魅せられたとある会社社員たちの、汗と冷や汗とアブラ汗と苦悩と涙に満ち、それでいて一つの目標に向かって、社員一丸となって邁進している姿を紹介しています。
業界関係の方はもちろんのこと、たまたまこのページに行き着いた方も、ぜひ最後までご覧になって、畜産、農業、それを取り巻く環境等々、少しでも興味を持っていただければ、と思っております。
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